愛媛県で最大級の中古車販売実績を誇るガリレオコーポレーション。同社では「cocoのLINE Chat管理機能」を「契約〜納車」までのシーンで活用いただいています。その結果、商談中のインカム対応・中断が大幅に減少するなど、顕著な成果が出ました。
今回は同社の内田様に、cocoが店内に定着するまでの工夫や実際に現場で起きた変化についてお話を伺いました。
ーー 御社はcocoの活用の定着が非常に早かった印象があります。導入時の工夫があれば教えてください。
内田様:スタッフには「とりあえず触ってみて」とお願いしました。最初は強制だったかもしれません(笑)。ですが、スタッフ自身が「使ってみて楽になった」と実感することを大事にしました。
また、日報に「販売台数に対するLINEアカウント登録数」を記録する仕組みを作りました。スタッフ間にLINEを使う意識も生まれました。また、都市部の店舗では87.5%、地方では55.6%と、LINEを登録してくださる方には地域差がありました。数値を見える化することで、地域差にも気づくことができました。
さらに、車のご契約後、納車までのやり取りをLINEで行う旨は、保険担当や書類担当が行うことにしました。これにより、自然な流れでLINE対応が始まるようになっています。営業担当の負担が減るだけでなく、LINEに登録してくれる割合の底上げにもつながりました。
ーー 車の契約〜納車で発生するお客様とのやり取りにcocoを活用いただいていますが、一番の変化は何でしたか?
内田様:電話対応が大幅に減ったことが一番の変化です。「この対応、全部電話でやってたのか」と今では信じられません。営業スタッフも「電話の数がかなり減った」と実感しています。肌感では6〜7割の電話が削減されたと思います。
また、お客様からのお電話が減ったことで、インカムを通じて発生していた「〇〇さん、電話です」「今、接客中です」といった入電をめぐるやりとりも激減しました。これが現場にとって大きなストレス軽減になっています。
ーー 現場のスタッフの反応はいかがですか?
内田様:電話が減ったことで、メモや伝言の手間がなくなり、休みや異動時の引き継ぎもスムーズになったと喜んでいます。また、やりとりがすべて見えるので、社内での安心感も高まります。
私自身、細かい性格なので、LINEを使ったやりとりを1文ずつチェックしてしまうんですが、トラブルを未然に防げたことが何度もありました。営業アドバイスにもつながっていますし、お客様対応の質も向上しています。
ーー cocoをうまく使いこなすコツはありますか?
内田様:「報告・連絡・相談をすべて文章にしてcoco上に残すこと」だと感じています。こまめな情報共有はお客様にも喜ばれますし、スタッフ間でも定着してきました。
スタッフには「電話が減ることで楽になるよ」と伝え、実感してもらってきたので、前向きに使ってもらえています。
ーー 異動による引き継ぎに関して詳しくお聞かせください。
内田様:異動があってもLINEアカウント内で店舗ごとにメッセージを振り分けられるので、問題なくスムーズに対応できています。
内田様:今後は、整備に来てくださるお客様とのやりとりにもLINEを活用していきたいと考えています。
たとえば、「予約中」「点検待ち」などの整備ステータスに応じて、LINEでやりとりできるようになると理想的ですね。また、商談中の案件管理にも活用を広げていきたいです。
内田様:今後も、お客様との約束を忘れない仕組みや、やり取りの質を高める機能がアップデートされれば、どんどん取り入れていきたいです。たとえば、お客様との約束事を忘れないような機能がほしいですね。
【会社名】株式会社ガリレオコーポレーション
【住所】〒790-0923 愛媛県松山市北久米町718
【HP】https://garireo.co.jp/shops/keiland.php